チェンマイ?

 朝七時ぐらい、チェンマイ到達。本当にここはチェンマイなのか、不安だ。太陽が昇る方向から進行方向を考えて、バスが南向きに走っていたときには一巻の終わりだと思った。どうやらどこかの街に寄っていただけっぽい。財布も盗まれてないしOK。どうやら街までは距離があるようだが…と、ここでモーターサイの勧誘が。これが100ccのスクーターのケツに乗っけて行ってくれるってヤツか!物は試しだ!ということで乗る。異国の地の風が心地良かった。チェンマイは今、冬。でもちょうど日本の春のような気候で最高でした。


 チェンマイはお堀があるので比較的場所が把握しやすい。しかもそんなに大きくない。でも迷った。というより目的地がないだけなんだけど…、ここで日本語の看板があるゲストハウスを発見したので宿をそこに決める。なんとオーナーの奥さんは日本人だった。一泊約240円ってことでホント過ごしやすい。その時点でドミトリーには日本人が二人(料理人を目指す若者と映像関係を引退したおっちゃん)、韓国人一人、ヨーロッパっぽい人2人。


 観光マップを見ているとどうやら郊外に温泉があるらしい。日本で温泉めぐりをしている(?)自分としては是非とも行きたい、ということでタイに行って初めていったのはサンカンペーンにあるという温泉でした。トゥクトゥクをチャーターすると高いらしいので、なんとスクーターをレンタル。こっちのほうが安いみたい。


 無免許、ノーヘル、ルールよくわからんまま街を飛び出す〜♪だってこれでいいってタイ人が言うからさ。しかも近いかと思ったら片道40km以上(川越から池袋往復くらい)あったよ。暇なので最高速チャレンジしてみましたが100ccのくせに100kmしかでませんでした。パワーないなー。ちなみに案の定迷いました。道がわかりません、わかるはずもありません。


 温泉は国立公園みたいになっていて、そこらへんから湯が吹き出ている状態。源泉105℃という熱湯。無色透明、硫黄臭のある温泉でした。温泉卵が作れたり、入ったりもできます。源泉直ひきなので水を入れないと大変なことになります。ゆっくり入浴後(金を払って個室に入る)、そこのレストランでご飯を食べましたが、メニューが読めない、けど適当に頼む。ジンジャージュースというのが本当にしょうがをミキサーにかけたやつで、キツかった。ゲストハウスに帰宅後、湯冷めしたのか、疲れていたのか、体調不良により爆睡…。


 再起動したら6時くらいだったので、ドミトリーで一緒の人とご飯食べに行って、その後ナイトバザールへ。うわー全部偽モンだーとか思いつつ、頼まれていたおみやげやらなにやらを買う。色々現地のものとか買いたかったけど、家に持ち帰って置物になるのが嫌だから、使うもののみ買う。観光客の外人さんがいっぱいいました。タイはバケーションの地として人気があるみたいです。弊店間際のマッサージ店に駆け込む。結局寝たのは1時くらいで、タイは夜が遅くまでお店がやっているので面白いです。逆に昼は暑いのであんまり何もやってない。


 やっぱりシートよりベッドがいいですね。明日はトレッキング。現地のツアー、どんな人と一緒になるんだろう。