人を動かすコトバ

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人を動かすコトバ

 元々博報堂で広告を作っていた氏が、ある雑誌であるテーマに対するコピーを募集して、それについて色々コメントしつつ、コピーの作り方を語る本。でも、相変わらず、「遅刻の言い訳、のコピーを考えよう」とか「ラブホテルのコピーを考えよう」とか題材が変なので面白い。コメントも相変わらず。
 コピーはとにかく前向きでなければならないらしく、ネガティブなものにはかなりダメだしされていました。どこか一つでもいいところを見つけてしかもそれを印象つけなければならないという。それはそうなんだけど、いざ自分で考えるとなるとコピーっていうと格好言いだけのとか、フレージングのフィーリングだけとかになってしまって本当に難しそうです。
 素人だと絶対ダメだろっていうのも平気でやってしまう。航空会社のコピーで「お茶でもどうです、天国で」とかありましたけど。お茶なんか飲んでる場合じゃありませんね。