TRIO BEYOND

Saudades

Saudades

自分への誕生日プレゼントに買っちゃいました。ジャックディジョネットによるトニーウィリアムスのオマージュ作品「サウダージ」。なんとギターがジョンスコ。盛り上がるうえに非常にすっきりしていて格好いい、現代版ジャズ。編成がDr、Gt、Orgということでライフタイム(トニーのバンド、上記の編成で爆音ジャズ)の物真似を期待してガッカリする輩が多いらしいですが、なにを考えているのかわかりません。ジョンスコはわけわからなくなって歪ませてギャイーンってタイプのギタリストじゃねぇし、ネットにマクラフリンより劣っているとか書かれているのを見ると微妙な気持ちになります(参照)。じゃあ60年代ジャズロックいつまでも一人で聞いてろって思います。これは当時新しかったトニーのリズム感や考え方に対してのオマージュで、ライフタイムだけのトリビュートじゃないと思うんだけどな。現在を見て、スパッと決まるジャックのリズムが気持ちよい。老いて尚、新しいものを作り出せる新人類万歳。


Disk2、一曲目の「Seven steps to heaven」、懐かしいな。