SA06デビュー!

この間の日記からもう一週間近く経っているなんておかしいじゃないか…。毎日更新に早くもくじけそう。というか既にくじけてるか。今日はスーパーアグリの新車SA06がついにシェイクダウンしたので書きます。赤い、赤いゾ。四年落ちの博物館マシンで急遽今年のF1に参戦したスーパーアグリチーム。使用車はA23、改めSA05。トップからは常に5秒落ちという苦しい戦いを強いられていたけれどもついに来週のドイツグランプリからは新車投入です。


しかしながらこれは殆どSA05改…肝心のフロントサス周りはまだ替わっていない模様。次戦のドイツ、ハンガリーを経てトルコにフルパッケージを投入する予定だとか。本当に3秒早くなるのか?見ものですね。今の時点で既に20kgも軽くなっているみたい。


弱小チームが頑張って少しずつ速くなる様は本当に勇気付けられます。トルコGPからじゃまともに走れるのは5戦だけだけど、どうせ無理っぽいから今年は下のほう走ってるかーっていう投げやり感がないのが素晴らしい。上に行くんだっていう雑草根性がオカネオカネの今のF1には珍しく、良い気持ちになれる。死ぬほどがんばって作り上げたSA06は、来年のマシンSA07にも大きな力を授けてくれるんじゃないかな。


ちなみに普通の車は企画から完成まで普通二年。トヨタのキチ○イパワーでストリームに当て馬したウィッシュは一年(!!!)。F1マシンもだいたい一、二年だけどスーパーアグリの場合12月くらいの車の入手からわずか7ヶ月…。はんぱないね。トラブルが出なければ良いけど。