壁際の名言

壁際の名言

壁際の名言

唐沢俊一がうさんくさい名言を多くはないけれど解りやすく解説してくれる本。とにかく捻くれているが真実を突いている…とか思ってしまいそうな内容が少し恐い。筆者も筆者だし(もう俯瞰的な感じはするけど)。「嫌いだから別れたんだ」「バレなきゃイカサマじゃあないんだぜ」「大抵の人は大抵の場合騙せる」などという名言は開き直りすぎていて、それをよしとすると世の中大変なことになりそうでイヤだ。皆本当はそんなこと思ってない…なんて生きるのは大変だ。で、こんなことを言っていると綺麗ぶっているだけとか言われるのです。なんというか、逆に騙したりウソついたりして生きてゆく方が簡単というか、難しいものに挑戦してみたいものですというかなんというか。なんだ、この雨は!