バンコクへ!

 飛行機の券を完全になめきっていた自分は、二日前にしてインターネット予約開始。それこそ、あ、タイ行こう、って感覚でタイランド行きを決めました。何でタイ?よくわからないけど、去年、行こうとしていた時はちょうどバンコクでテロがあって、まぁまだ生きていていいんだな、なんて。利用料、燃料費含めて45000円くらいだったかなぁ。乗り継ぎ便だったし、もっと早くとればよかったよ。
 以上の理由から時間は選べず、朝、日本を出て夕方にバンコクに着きました。チャイナエアラインのクルーはだいたい日本語がしゃべれるので拍子抜け。どこから日本語が通じなくなるんだろう、と不安でした。隣の人は日本人。飛行機の中ではヘアスプレーを英語で見る。あ、アメリカ行ったときのフライトアテンダントはそれほど見た目は関係ない感じだったけど、チャイナ、あと空港で見たインド系とか、みんな綺麗でした。アジアの文化ですかね?


 で、バンコクスワンナブーム空港。タクシー、ホテルの客引きが一杯。手元の古い「地球の歩き方」にはドン・ムアイの情報しかねぇし。タクシーのおばちゃんがいくらで乗る?とかどこ行きたいの?とかいうので僕が知りたいです、と答えておいた。変な悟りを開いてる人みたいだ。この時点でやっとチェンマイ行きを決める。なんとなく。


 おばちゃんの勧誘をよそに道ばかり聞く自分。チェンマイに行くバスがでるバスターミナル(地球の歩き方曰く)「モーチット・マイ」に行くにはどうすればいい?ということで、話もよく通じず迷う。だって字が読めないし、どうやら現地の人は「モァチー」と発音するようだ。乗り合いバスのおじちゃんに引っ張られて、二度バスを乗り継ぎ、なんとか到着する。今思えばなんて遠回りを…。でもバンコク内を(多分)ドライブできたし、こういったハプニングが楽しみなんだなぁ。


 バスターミナルには期待していたようなインチキな露店や、雑多なイメージがあった。ここにきてコートをもっている人間は自分しかいないので、とにかくいろんな人が話しかけてくる。全部勧誘だけど、タイの人はいい意味で元気でよいと思う。脅してくるわけでもないし、交渉もできるので(言語じゃなく意思疎通のほうで)話が通じる。窓口ずつ値段を聞いては後で来るといい、結局400バーツも払って最終バス(22:00発)のチケットを手に入れる。後から聞いたら200バーツ代のチケは旅行代理店から買わなくてはいけないらしい。


 ラストバスは思っていたくらいのボロさのバスで、どえらくエアコンが効いていて寒かった。夜で景色はわからないし、朝4:30起きだったということもあって寝ることにする。時々色々なバス停に止まるのが怖い。


 ここ、どこやねん。