アニーホール

ANNIE HALL
製作:1977年 アメリカ 監督:ウディ・アレン 製作:チャールズ・H・ジョフィ、ジャック・ロリンズ 脚本:ウディ・アレン、マーシャル・ブリックマン 撮影:ゴードン・ウィリス 衣装デザイン:ラルフ・ローレン 出演:ウディ・アレンダイアン・キートン、トニー・ロバーツ、ポール・サイモン

ニューヨークを舞台に、都会に生きる男女の恋と別れをペーソスと笑いで綴るアレンの傑作ラブ・ストーリー

77年度アカデミー作品賞。彼女はほしいけど何故かセックスを避けるなど病気の主人公と(そういやちょっと前に誰かさんから同意見を聞いた気がするけど…)アニーホールとの恋愛を淡々と描いている作品です。そしてラストには恋愛とはなんぞやとの問いにひとつの答えが…?そういえばこのアニーホールって女の人は結局どんな人だったかよくわからないままだったなぁ。二人の恋愛模様は描きつつも終始主人公であるウディアレンの社会に対する考えとか、ユダヤに関する表現とかの描写の部分が多かったためにあんまり作品の中に起伏を感じなかった。それが悪いってワケじゃなくて、常にユーモアが溢れていたので飽きはしませんでしたけど。まぁラブ・ストーリーとか言って常にうだうだ言ってて(登場人物みな現実主義)全くロマンチックな雰囲気にならないので面白い映画ですがチョイスには注意が必要です。まる