ゲド戦記

スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

夏、といえば映画激戦の時期ということでチョイスは適当に話題作を見てきました。ブレイブとか某超映画批評では傑作といわれていたカーズなんかを見たかったのですが(日本沈没はぶーにーに任せるとして)やはり今度のジブリはどんなのかと気になり。結局結果は宮崎駿は凄かったのねということになったのですが…。


全く予備知識なしに行ったのでかなりのトンデモ映画に感じました。複線は多いのに処理は少ない。ゲドがゲド呼ばれることも確か一回くらいしかない笑。場面の転換は早く、それでいてよくわからん風景を写す間はある…。ラストは予想はしてたけど理由のない複線がちょっとしかなかったのでビックリな展開。それもそのはず、これって4部構成の本の第三章で物語に先も前にもあったわけで…やっぱり完全にわかることはないですよね。全部を知っている監督の頭の中では完結していたのかもしれないけど、知らない人もいる、と。


他にも声がどうのとかはあるけど、新しい画風(クロード・ロラン風)にチャレンジしたりとか、まぁトライの精神は見受けられるのでこれから息子には頑張ってほしい感じです。